ど〜もtoniemonです☆
15年ほど前に実は網膜剥離になってしまい、とても大変な経験をしました。
何かの役に立てればと思い、その時のことについて書いていきます。
網膜剥離って?
まず簡単に網膜剥離っていう病気を説明します。
その名の通り網膜がはがれてくるので、視界の一部が欠け、ひどくなると失明につながる恐れがあります。
原因としては、網膜に小さな裂け目や孔が発生し、そこから水分が流れてくることで、網膜が剥がれてくることになります。
突然発症した網膜剥離・・・
網膜剥離になるきっかけとして、ボクシングとかで殴られたとかいうイメージを持つ人も多いようですが、自分はボクシングもやってないし、けんかして殴られたわけでもありません。
まず目の異常に気付いたのは、朝、コンタクトレンズを着けている時でした。
左目だけで見た時、右上の方が少し欠けているように感じたのです。
最初は眉間のあたりが腫れているのかと思いました。
右目を閉じて、左目だけで右上の方を見ると、眉間の部分が見えると思いますが、その範囲が広くなったという感じです。
濃い肌色が見えている部分が大きくなったというような感覚です。
だから最初は視界が欠けているとは思っていませんでした。
ただ2日ほど経ってくると、見えなくなってきた部分が大きくなってきて、「これはヤバイ」と自覚することになります。
と、同時にこれを治すには手術だろうなと、直感的に思っていました。
病院に行き、診察してもらうと、『網膜剥離である』ということが判明。
翌日から入院、準備ができ次第手術という流れになります。
治療ってどんなの?
自分の場合は手術は2段階で行われました。
まずは瞳孔からレーザーを照射して、焼き付けるものです。
そしてその後、大きな手術を受けることになります。
手術方法の名前とか全然覚えていないので、手術を受けていた感覚で書きます。
(ネットで調べてみたら、おそらく『強膜バックル術(強膜内陥術)』のような気がします)
まずは麻酔。
全身でなく、局所麻酔なので、手術中は意識はしっかりあります。
で、一番怖いのが左目の手術が始まる直前。
なんせ、見えているので・・・
ここからは完全に自分の感覚で書きます。
あと想像して気持ち悪いと思った方は読まない方が良いかもしれません。
まず、治療する左目部分のガーゼが開けられます。
左目だけが天井が見えて、右目はガーゼが見えている状況です。
で、左目が閉じないように固定されます。
で、左目眼球がクリクリされて、白黒の世界になったあと、視界がなくなります。
手術で怖いと思ったのはここの部分です。
あとはただひたすら痛みに耐えることになります。
麻酔はしているのですが、それでも痛いんです。
手術前に医者からは、麻酔をしていても痛みを伴う手術だという説明は受けていましたが、結構痛いです。
まさに拷問です。
手術時間は3時間半でした。
当初は2時間半の予定だったので、1時間も延びました。
さすがに親も心配になってましたが。
手術後はどんな生活?
無事、手術も終わって部屋に戻りました。
自分の場合は、その後しばらく熱が出ていました。
手術後2週間は安静に過ごさないといけない日々。
しかもテレビ、本とかが見れない、見ちゃいけない。
ただひたすら音楽かラジオを聞いては、ご飯食べて寝るという生活を過ごしました。
さすがにこの生活は暇でした。
なんせ、目を疲れさせてはいけないと医者から言われていたので、ほぼ目を閉じて過ごす入院生活をしていたので。
定期的に術後検診を受けながら2週間後に退院することになりますが、1ヶ月間は運動禁止となっていました。
ただ、本がある程度見て良いことになったので、入院している時に比べると生活はマシになりました。
今では何の支障もなく生活できています。
自分の場合は、強度の近視が原因で網膜剥離を引き起こしていると医者から言われました。
目は大事にして、このような手術は受けないように気をつけてください!
ではでは〜
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